前代未聞のウイルス感染拡大が２年も続き未だに終わりそうにありません。 不安な状況が長く続くなか、日常生活や仕事、他者に会うこと、様々な制限の中で変化して変えられていこうとしています。

私たちの教会では寒い時、暑い時も２方向窓を開け座席も間隔を開けお祈りや讃美歌も極力小さくなど徹底した感染対策に努力されて礼拝を守る事が出来ましたことは幸いでした。また、動画配信もされて教会に行けない人達や隅々まで届けられました大きな恵みに感謝しました。

コロナ禍の初期のころ　世界中が共有するパンデミックの状況をメディアを通し見ていましたが、あまりにも多くの犠牲者に、ただ恐れと人間の無力さを感じました。 神様に生かされている私達ですが、この状況を通して神様は何をお示しになっているのか考えさせられました。

今、世界中でいつまでたっても紛争や武器を持った戦争が絶えません。そのような人間の争いもこのパンデミックの前では一瞬に飲み込まれる程に畏れを感じました。 また、人間の欲望から次々に自然を破壊してく事や、野生動物の生存の領域を犯して食すること等、人間の傲慢さなどからくる多くの罪を問われているようにも思いました。

神様はこのコロナ禍を通して、多くの罪を犯している私たちに今一度立ち返り、気付くように戒めておられるのではないかと思いました。

今はまだ、感染対策、予防に追われ、お互いの身を守る為、気が許せない状況です。しばらく変異株など、かたちを変えて続くのかもしれません。忍耐強く明るい兆しを待ち望みたいと思います。

「あなた方を襲った試練で、人間として耐えられないような物はなかったはずです。神は真実な方です。あなた方を耐えられないような試練に遭わせることはなさらず試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えてくださいます。」

この御言葉を覚えて与えられた試練の時を乗り越えて行けます様にお祈りします。