世界を不安と恐怖に巻き込んだ新型コロナウイルスの感染拡大は、１０月「第５波」による緊急事態宣言が解除になり、大阪西教会では第２主日礼拝から讃美歌が増え、使徒信条、主の祈りを唱和する事が許されました。神様への讃美と祈りを声にする喜びに満たされたひとときでした。自宅で礼拝を守っていた人たちと久しぶりに会えたこともうれしいことです。

思えば、コロナ感染拡大防止対策が始まってから、今まで当たり前にできていた事ができなくなり、自粛生活を余儀なくされる事となりました。日常的にマスク着用、手洗い・消毒、換気、クラスターの３条件（密閉、密集、密接）の回避、不要不急の外出を控える、県をまたぐ移動の自粛。私は迷いました、教会に行ってもいいのかと。そして、「行く」事に。礼拝もその後も休みたくなかったのです。恐る恐るの教会生活でしたが、今年に入って待ちわびたワクチン接種開始となり、かかりつけ医のない私にも良い病院が与えられました。すべてに先んじて計画され導かれる神様の恵みを深く感謝いたします。

「あなたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る」。 （イザヤ書３０：１５）

１０月から仕事先で除菌作業の一部を担当することになり、コロナがより身近になりました。接触感染防止のためにと気持ちが入ります。コロナ感染は未だ完全に収束したわけではありません。急激に減少傾向の「第５波」ですが、まだまだ油断はできません。今一度、基本的な感染予防対策を徹底して「第６波」に備えましょう。いろいろな問題が解決され、教会としての働きができますようにと神様の支えと導きを祈り願ってやみません。