新型コロナウイルスが世界規模の感染拡大の中で行われたオリンピック（7月23日〜8月8日）、パラリンピック（8月24日〜9月5日）と続く世界規模のスポーツイベントが2カ月にわたり実施されています。開催日前日のソフトボールから最終日の女子バスケットボール決勝戦迄、連日の好ゲームが報道され、世界中が閉塞感漂う中で久し振りに明るく元気にしてくれました。トップアスリート達が極限まで闘う姿に感動し、勝敗が決した瞬間に両者の対照的な表情も束の間、相手を讃え合う潔い光景に、私達はアスリートと共に感動の共有が出来たのではないでしょうか。

このような環境の中で、新型コロナウイルスの感染状況は極めて深刻で、オリンピック開催日頃から1万人／日を超える新規感染者が、2週間後には2万人／日を突破しました。感染者の拡大に伴い自宅療養者が急増し、すでに医療崩壊をきたしています。

少なからずオリンピック・パラリンピックの開催が人流と新規感染者の増加に影響を与えたものと思います。更に為政者や責任者達の失言等に伴う更迭が相次ぎました。始まったばかりのパラリンピックの安心安全確保と効果的な感染防止策によって汚名返上に努めてもらいたいものです。

私達の大阪西教会は、昨年1月以降感染防止対策の状況をみながら、礼拝の動画配信等緩急をつけた対応の継続を行い、週報には繰り返し感染防止の留意点を記載し続けています。加えて感染が急拡大している中で教会員に周知徹底を図る為のガイドライン−「新型コロナウイルス感染への継続的な対応策について」大阪西教会小会8月8日−を具体的な行動指針として示して頂き、心強く思います。引き続き緊張感をもって取り組みましょう。
※濃厚接触者の要件　1)マスク無　2)1ｍ以内　3)15分以上 おわすれなく！　ご安全に！