コロナの報道が連日流れるニュースを耳にする昨年1月頃余り気に留めることもなく日常生活を送っていました。その内収まるであろうと危機意識も無く仕事にも出かけていました。そんな生活も５月には一変しました。

サービス業のニュースがテレビで流れ、観光地である奈良も例外ではありませんでした。世界中が混乱し、暴動まで起きる中、どうしたものかと考え、Wワークを選択しました。これも多くの方々が選択し、悩みながら生活していると思います。

こんな毎日を送る中、両親の入院、母の死。遺品整理と体一つの私に神様は多くのことを与えられました。

こんなことがありました。毎週礼拝に向かう奈良から大阪に下る道すがら信号待ちで車を止めた前の車に目をやると大きく「仕出し」、「弁当」と書かれた車が止まりました。思わずフロント越しにカメラで写真を撮りました。２０２０年６月の事でした。

このことが後の母の葬儀で活躍となりました。家族葬と言いながらも親族介すると数十名にもなります。まず心配したのが食事の事でした。火葬場近くの料理屋に掛けるもどこも満席状態。ダメ元で写真に収めた仕出し屋さんに連絡。急なことではありましたが快諾してくださいました。

たまたま偶然と言われるかと思いますが、神様の気配、聖霊を感じる瞬間でした。 母が入院することも、亡くなることも、いずれ来る未来の事ですが神様は私を介して準備させてくださいました。

コロナ禍で世界中が混乱する中、生活や仕事に不安を覚えますがこのことを通して私たち人間に考える力や行いを問いかけられれるような気がします。

　神様が示された御言葉
　　「預言者イザヤの書にこう書いている。
　　　『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、
　　　　あなたの道を準備させよう。
　　　　荒れ野で叫ぶ者の声がする。
　　　　［主の道を整え、
　　　　　その道筋をまっすぐにせよ。］』」
　　　　　　　　　　　　　　マルコによる福音書１章２〜３節