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「気づき」 長老 興津 誠三 2021年4月

新型コロナ感染が発生して1年以上が過ぎました。 皆様、祈りとご家族やご自分の健康状態のチェックや、 感染防止に努められていることと思います。

早速ですが、自分の身近な姉美智代が、新型コロナに 感染はしていないんですが、体調を崩し、検査のため1 週間程入院しました。結果は通院が必要との診断でした。 ところが、退院してすぐ、買い物に出かけて転んで捻挫 したようで、加齢で体力も落ちて、体調も悪い上に、入 院で足が弱くなり、すっかり歩けなくなりました。

新型コロナウイルス感染対策の時期でもあり、「礼拝出席 に心配が感じられる方は、どうぞご無理をなさいません ように」との教会からの文書もあり、大好きな讃美歌も 歌えないこともあってか、礼拝を欠席することが続いて しまいました。

勿論、出席したいという意思はあるんですが、朝は体 調がすぐれず、途中で転んだりでもして骨折してしまう と、今度は歩けなくなるかもしれないという「こわさ」 もあり、近くの買い物以外は、外へ出なくなりました。 姉は、60年以上の信仰生活を続けてきました。生活の中 心は教会であり礼拝で、愛する主にある兄弟姉妹とも会 って少しでも話をするのも楽しみで、ほとんど毎週出席 していました。

加齢や検査入院、転倒なんて誰にでもあることですが、 今回のことで、それが小さなひきがねになって、礼拝に 来れなくなることを知らされました。今までの生活パタ ーンがすっかり崩れてしまい、皆様に心配をおかけして しまいました。姉からは、「いろいろな人から電話を頂き、 ありがとうございます。聖書に親しんでいます、ご安心 ください。」とのことでした。

聖書はみんなを幸せにする言葉に満ち溢れる宝箱。
毎週の中家牧師の説教は、いつも「新しい気づき」が示 されます。

この礼拝のネット配信が、人を本当の幸せに導く牧師 を志す人達が、多く与えられますように祈ります。

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